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埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院石上鍼灸院ブログ

中医学専門はり灸治療院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆子どもがインフルエンザ

2016年3月16日(水)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門石上鍼灸院です。

春最近少しずつ暖かくなってきましたが、急に寒くなったりと三寒四温が続いてますね。
そのせいもあってか、インフルエンザの流行はまだ続いているようです。

流行はインフルエンザA型とB型ということですが、私の子供・・・両方にかかりました!
今日はその話を少し。

先月、上の5歳の子が、37℃台の熱を出しました。
でも、本人はいつものように元気で関節痛もないと言っていたので、インフルエンザではないかもなぁと思っていました。

病院に行くと、先生は顔を見て子供が元気そうなのと熱が高くないので、インフルエンザの検査をしないで「普通のカゼ」ということでした。
私たちも少し安心していたところ、数日後に下の2歳の子が発熱しました。
この子も38℃までは上がらず、いつものように元気な感じでした。
病院に行くと、この時はインフルエンザの検査をして、A型という検査結果でした。
2歳の子はまだ保育園などには行っていないので、ウイルスがうつる場所には行っていません。
可能性は病院か・・・上の子か?
以前から子供たちはカゼなどに非常に強いんです。
38℃くらいの熱ではぐったりしないで、遊び回っているくらいなので。
インフルエンザの予防接種はしていません。
それでも、あまり発熱しないこともあるのではないかと疑問が強まります。

インフル今月に入ると、また上の子が発熱。
また、37℃台で元気そう。
食欲もあり、いつものようにうるさいくらいでした。
今回は前回以上に普通なので、病院には行きませんでした。
しかし、その2日後。
下の子が37℃台の発熱。上の子も微熱が続いていて治ってはいませんでした。
病院に行くと、やはり先生は上の子の様子を見て「インフルエンザではないだろうけど、一応検査しておこうか」ということで検査してみると・・・
インフルエンザB型。
その日の夜には、下の子は39度台まで熱が上がってしまい、とても苦しそうでした。

インフルエンザは高熱が出て、関節痛などの症状があるという固定概念はダメですね。
100人中100人が同じ症状ということはありませんので。
どんな病気でも、症状は人ぞれぞれであって、例外も多いことを忘れてはいけないと改めて思いました。
中医学は、そんな例外に目を向けている医学でもあると思っているので、もっともっと様々な経験を積んで、精進していきたいと思い直した一件でした。

最後に、カゼやインフルエンザに食べるといいもの、控えた方がいいものを載せておきます。

【食べるといいもの】
・寒けのあるタイプ:しょうが、ねぎ、にんにく、香菜、だいこん
・熱が強いのどからタイプ:新鮮な果汁、牛乳、豆乳、なし、すいか、緑豆

【控えた方がいいもの】
・寒けのあるタイプ:魚類、もち米、揚げ物、柿、白きくらげ、冷物、下剤
・熱が強いのどからタイプ:とうがらし、からし、酒、カレー、甘い物、消化しにくい物
参考文献)メディカルユーコン「東方栄養新書」

春までもうすぐです。
皆様、体調には十分気をつけてお過ごしください。



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