本文へスキップ

埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院石上鍼灸院ブログ

中医学専門はり灸治療院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です

◆「台湾人と日本精神」蔡焜燦

2016年3月13日(日)

こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門石上鍼灸院です。

先日、患者さんから1冊の本を頂きました。

蔡焜燦(さいこんさん)という方が書いた「台湾人と日本精神」という本です。
日本精神

なぜ頂けたかというと、ご存知の通り私が台湾にお灸や中医鍼灸の本を購入しに何度も台湾に行っていて、非常に台湾が好きだということ。
さらに、その患者さんが定年まで仕事で台湾に住んでいて、台湾が好きということで、初診のときに台湾話で盛り上がったからだと思います。
患者さんが作者の蔡さんとお知り合いということで、わざわざプレゼントしてくれたんです。

どんな本かというと、知識の浅い私が語れる内容ではないので、ウィキペディアからコピペさせていただきました。

「1927年、日本統治下の台湾に生まれた蔡の日本に対する思いがつづられている。当時の台湾において、教育・社会的インフラ・法律等が急速に近代化され台湾に恩恵をもたらした。その中で活躍した日本人で、いまだに多くの台湾人に尊敬されている者も数多くいる。太平洋戦争後に占領した国民党は、日本が残していった数多くのすばらしい遺産を台湾人から奪いさり私腹を肥やしただけであると、自らの戦前・戦中・戦後史と共に述べられている。また、司馬遼太郎との関わりや、小林よしのりの『台湾論』出版が台湾にもたらした影響等が述べられている」

昨年、研修のために台中に行った際に、日本統治時代のものや宝覚寺の日本軍として戦死した台湾の方たちの慰霊碑を見たことで当時の歴史に興味をもっていたところでした。

私の知っていた当時の歴史認識では日本は悪いことをしたといった漠然とした認識で、統治時代の様子や戦後のことも全く知りませんでしたが、この本を読んでみて、違った見方があることも感じました。

本今まで、何となく戦争のことから目を背けてきましたが、知らないことは良くないと感じ、恥ずかしながらこの年になって当時の背景などを学びたいとこの本を読んで思いました。
そこで、早速ブックオフに行って何冊か本を購入。
色々な視点から考えてみたいと思います。

今日は非常にまじめな内容になってしまいましたが、「台湾人と日本精神」を読んで、台湾を改めて好きになりました。



中医学専門はり灸治療院
石上鍼灸院

〒332-0023
埼玉県川口市飯塚3-7-28
TEL.048-446-9860