◆体温と免疫力F 体を温める食材
2021年3月24日(水)
こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門針灸治療院の石上鍼灸院です。
中医学では、体を温める食材と、体を冷やす食材があるという考え方をしています。
体を温める食材はまず、寒い地域で生産されたものです。
また、食材の色もあります。
色の黒っぽい食材や色の濃い食材の方が、体を温めてくれます。
例えば、白ごまより黒ごま、白米より玄米のほうが、体温を上げてくれます。
根菜類やいも類のような、地下にできる食材も、体を温めてくれます。
自身が熱をもっているので、太陽の熱からのがれようと、地下へ地下へと伸びてきたものだからだそうです。
また、水分が少なくて、かたい食材も、体を温めます。
もちろん季節もヒントになりますね。
体を温める食材を全体的にいうと、根菜類やいも類のほか、ねぎ、しょうが、にんにくなど、薬味といわれているもの、黒砂糖、こしょう、唐辛子などの調味料、スパイス類などがあります。
何が体を温める食材か分からない場合も、煮たり炒めたり焼いたりして、温めて食べれば問題ありません。
あるいは、しょうがやねぎなど、体を温める食材を薬味として加えてもいいでしょう。
体を冷やす食材は、暑い地域でとれたもの、夏が旬のもの、色の薄いもの、地上に伸びていくもの、水分が多いものになります。
トマトやきゅうりなどの夏野菜や、スイカやパイナップルなどの果物が代表的ですね。
ただ、冷やす食材も、先に述べたように、加熱したり、香辛料などを使って調理することで、体を冷やさずにすみます。
例えば、そばは体を冷やす食材ですが、ねぎやわさびなどの薬味を加えて食べることで、体を冷やさないようにできます。
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