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埼玉県川口市の中医学専門はり灸治療院石上鍼灸院ブログ

中医学(中国伝統医学)専門はり灸治療院

中医学は数千年前から臨床現場の経験を積み重ねて理論体系化されている医学です。症状以外にも、顔色や、舌、脈などを総合して判断するため、大変面白く奥深いものです。ここでは中医学の話を中心に、私のプライベートなことも載せています。

◆鼻水

2018年3月22日(木)

3.22こんにちは、埼玉県川口市の中医学専門石上鍼灸院です。

桜の開花宣言が出た後に雪なんて、驚きましたね。
帰宅時、久し振りに手がかじかみました。
川口市の3時頃はこんな感じ。
積もるほどではありませんでしたが、結構大きめの粒の雪が降っていました。

寒くてか、花粉でか、鼻水がでる1日でした。
そこで、今日は鼻水について少し。

鼻水は、鼻粘膜にちょうどよい潤いを与え、体内に侵入しようとするほこり、花粉やウイルスなどの外邪を包み込み、追い出すバリアの役割をもっています。
健康なときには鼻水を意識することはありませんが、外邪がこのバリアを通過して体内に侵入しようとすると、鼻水の量を増やして防御しようとします。
つまり、鼻水が気になるようになったときは、闘いが始まった証拠です。
鼻水は邪気を追い出す大切な働きなので、無理に止めずに、鼻粘膜のバリア力を高めるために最適な対策をとるようにしましょう。

水っぽくサラサラした鼻水のときは、邪気が体に入り込んだ初期段階です。
温めることによって守りを固めます。
食べものは唐辛子やこしょう、にんにくなど体を温めるものを積極的に摂ります。
上半身はとくに冷やさないようにして、首筋を温めるようにしましょう。

粘りがあって白く濁った鼻水のときは、粘膜の表面に邪気が取りつき、炎症が起きた段階に進んだためです。
炎症による熱を適度に抑えて、邪気を外側に追い出す養生が必要になってきます。
炎症を鎮めて解毒する力が強い菊花(なければ春菊でも)、セロリ、青ジソなどが適しています。
「ゆかり」のふりかけでもいいようです。(参考:オレンジページ)
揚げ物や脂っこいものは炎症の熱を助長するので避けるようにしましょう。

粘っこく、黄色い鼻水のときは、鼻粘膜が荒れてウイルスや菌が粘膜の内側まで入り込んだためです。
炎症による熱を抑え、体の抵抗力を高める対策が必要です。
炎症による熱を抑える効果が高いのは、きゅうりや苦瓜、ズッキーニなどのウリ科の植物です。
レタスは苦味があるサニーレタスのほうが熱を排出する力が高まります。
また、れんこんには鼻水の粘りを緩める作用があります。
症状がよくなるまで、刺激の強いものや脂っこいものは避けましょう。

上にも書きましたが、鼻水が出るときは外邪と闘っているので、きちんとした睡眠を確保し、食生活も見直しましょう。



中医学専門はり灸治療院
石上鍼灸院

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